2007年4月14日土曜日

白石きんの原点


私は家族7人で暮らしています。家族に高齢者、そして障害者を抱え、「介護」と日々、奮闘しています。それに、私の妻はフィリピン人で、妻の外国人問題や、子どもたちの教育問題も課題です。我が家は、大きな社会問題が縮図のように存在する家ですが、これまで、がんばってやってきました。
ところが、近年、それらの問題が、年々、深刻になってくるのを実感するようになりました。高齢者、障害者介護は、「受益者負担」とやらで、だんだん受けにくくなり、外国人=犯罪者の偏見が広がり、高槻市教育委員会によって、外国人教育がつぶされて、我が子は学校が嫌いになりかけています。
私は、我が家のように、多くの市民の生活も、徐々に深刻さを増しているのではないかと考えています。
ところが、奥本市政は「健全財政」を自慢し、基金も「府下最高」と胸を張っています。チェックするはずの議員たちも、ほとんどうなずいているのです。「健全財政」や「基金」は、奥本市政が、弱者に手を差し伸べないで貯めたお金じゃないのかな?何か、おかしいです。
今の高槻市政には、社会的弱者の視点が不足していると思います。このままでは、弱い市民の生活は、ますます、苦しくなるだけです。この状態を、誰かが変えなければなりません。私は、我が家で抱えている高齢者・障害者・外国人問題を、そのまま市政にぶつけて、社会的弱者の生活を守り、これからは、高齢者・障害者・外国人などが、この高槻で安心して暮らしていけるような「多文化共生のまち・高槻」をつくりたいと考えています。